スマホの検索履歴が「不登校」で埋め尽くされた。「待つべき」か「動くべき」か、情報過多で溺れそうだ。

不登校から2週間。 「動きがない」ということが、こんなにも怖いことだとは思いませんでした。

息子は、部屋にいます。 暴れるわけでもなく、かといって学校に行く気配もなく。 ただ、凪(なぎ)のような時間が流れています。

その静けさに耐えられず、私は「情報」に逃げ込んでいます。

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通勤時間は「勉強」の時間になった

会社への行き帰り、車の中で私は必死に「オーディオブック(聴く読書)」を聞いています。 テーマは決まって「不登校」「親子関係」「アンガーマネジメント」。

家では妻の目や息子の耳があって読書もできないので、通勤時間が唯一の「解決策を探す時間」です。

  • 「親が変われば子供も変わる」
  • 「過干渉をやめて見守りましょう」
  • 「デジタル毒を取り除き、規則正しい生活を」

著名な先生たちの言葉が、耳から入ってきます。 どれも正論です。素晴らしい教えです。

でも、聞けば聞くほど、私は混乱していくのです。

「A」と「B」、どっちが正解なんだ?

ある本には**「エネルギーが溜まるまで、ひたすら休ませて待ちましょう」と書いてある。 別のサイトには「初期対応が肝心。生活リズムを崩させるな」**と書いてある。

「どっちなんだよ……!」

正反対のアドバイスを前に、私は立ち尽くします。 今の息子は「休ませる時期」なのか? それとも「背中を押す時期」なのか?

もし私が「待つ」を選択して、それが手遅れになったら? 逆に「押す」を選択して、また暴れ出したら?

正解のない問いに、私の頭はパンク寸前です。

探しているのは「魔法の杖」

ふと気づきました。 私が必死にネットや本を漁っているのは、息子の気持ちを知りたいからじゃない。 「これをやれば一発で解決する」という魔法の杖を探しているだけなんじゃないか、と。

自分の不安を消したいから、情報を詰め込んでいる。 目の前の息子(リアル)を見ずに、スマホの中の一般論(データ)ばかり見ている。

これじゃあ、バッティングフォームをいじりすぎてスランプになった現役時代と同じです。

今は「頭でっかち」をやめよう

情報は武器ですが、今の私には「毒」になっているかもしれません。 今日はオーディオブックをオフにして、好きな音楽でも聴いて帰ろうと思います。

まずは、私の眉間のシワを取ること。 それが、家の中の空気を変える一番の近道かもしれないから。


▼私が通勤中に「救い」を求めて聴いているアプリ

家で本を広げる気力がない時、車や電車で「耳から」情報を入れられるのは助かります。 私は「audiobook.jp(オーディオブック)」の聴き放題プランを使っています。 不登校や親子関係の本だけでなく、自分のメンタルを整えるための本もたくさんあるので、親の精神安定剤として役立っています。

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