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経営・仕事
30人の従業員は動かせても、息子一人は動かせない。「俺にリーダーの資格はあるのか」という恐怖。
会社に行けば、私は「役員」という仮面を被ります。 従業員30名を抱える組織のNo.2として、現場を回し、判断を下すのが私の仕事です。 特に神経を使うのが、「人の悩み」を聞くことです。 「あの人とうまくいかないんです」 「この仕事、私には向いていな... -
親父の奮闘記
「大人の事情」で奪ったユニフォーム。2階に消える次男の背中に、俺は何も言えない。
「うるさい」 最近、中1の次男が私や妻にかける言葉はこれだけです。 以前は、練習での出来事や学校であったことを、食卓で楽しそうに話してくれていた。 それが今は、私が何かを聞こうとすると、面倒くさそうにひと言だけ放って、逃げるように2階の自分の... -
親父の奮闘記
「留年」の二文字が頭をよぎった夜。震える手で「通信制高校」の資料を取り寄せた。
息子の「大いびき」を聞いて安堵したのも束の間、夜になるとまた別の不安が襲ってきた。 「出席日数」だ。 息子は12月1日から学校に行っていない。今はまだ1週間。だが、これが1ヶ月、2ヶ月と続けばどうなるか。高校は義務教育じゃない。出席日数が足りな... -
親父の奮闘記
「大いびき」に安堵し、壁の物音に怯える。元甲子園球児の情けない午後。
昨夜、友達が帰った後、息子は逃げるように部屋に閉じこもりました。 そして今日の午前中も、一度も階下に降りてきませんでした。 「また、昨日のように暴れるんじゃないか……」 私の体は、無意識に身構えていました。 しかし、午後15時過ぎ。 息子の部屋か... -
親父の奮闘記
「兄のグローブを片付けた日」空白の月謝袋とレシートを握りしめ、私は泣きながら覚悟を決めた。
大荒れだった夜が明けました。 昨夜の息子は、食事も摂らず、風呂にも入らず、泥のように眠っていました。 その服からは、昼間に会っていた友達の「香水」の匂いが漂っていました。 それは、彼が無理をして被っていた「仮面」の匂いだったのかもしれません... -
親父の奮闘記
皆勤賞だった高1の息子が、12月1日に突然「動かなくなった」話。
カレンダーの日付は12月7日。 あの日から、ちょうど1週間が経ちました。 私の息子(高1)は、それまで「完璧」でした。 小・中学校時代はもちろん、高校に入学してからも11月末まで、遅刻ゼロ、欠席ゼロ。 野球部にも毎日顔を出し、親から見ても「手のかか...