カラーミーで小売と卸売を始める前に|会員価格と卸アプリを選ぶ判断表

匿名の案内役が小売の買い物かごと卸売の箱を前に、二枚の無地カードを比べる生成イラスト。文字「小売と卸売の入口」「会員価格で足りる?」。実際のサービス画面ではありません。

カラーミーで小売と卸売を始めるなら、最初に「会員を誰にするか」を決めます。一般客と卸先で価格を一つずつ分けるだけなら、標準の会員機能で足りる場合があります。卸先ごとに価格や注文単位を変えたい場合は、卸販売アプリの条件まで比べます。

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「会員価格を入れれば、卸売もできそう」。ここで一般のお客さんにも会員登録してもらう予定なら、一度立ち止まりたいところです。同じ「会員」という箱に入れてよい相手かで、必要な仕組みが変わります。

親父のスコアブック判定(結論)

契約前に、代表商品一つの一般客・個人会員・卸先ごとの価格と注文単位を紙に書きます。全会員に同じ価格でよいか、卸先によって条件が変わるか。その答えを持って、会員機能と卸販売アプリを選び分けます。

この記事は、新しいネットショップで小売と卸売の併用を考える方向けです。会員割引の設定と、取引先専用の発注窓口を混同せずに選ぶための判断表を用意しました。すでに使っている仕組みで条件を満たすなら、新しい契約を増やす必要はありません。

新しく開く店に、必要な機能だけを選ぶ

小売と卸を一緒に始めるなら、カラーミーショップの会員機能と卸販売アプリが比較候補になります。誰を会員にするかを決めて、必要な対象プランを確認してください。今の仕組みで条件を満たす方は、新しい契約を増やす必要はありません。

目次

会員価格で足りるのは「会員に同じ条件を出せる」とき

標準の会員機能では、商品ごとに通常価格と会員価格を用意できます。公式ヘルプは、法人だけを会員に登録し、一般のお客さんには通常価格、法人には会員価格を出す使い方を案内しています。一方、この標準機能だけで会員を複数のグループに分け、価格を何段階にも設定する仕組みではありません。

つまり、「個人か法人か」を自動で判定するのではなく、自分の店で、誰を会員として扱うかを先に決める必要があります。価格を変えたい卸先だけを会員にするなら分かりやすい。一般のお客さんにも会員特典を設けたいなら、二つの価格だけで足りるかを見直します。根拠は公式FAQ「法人と一般のお客様で、価格やポイント数を変更できますか」です。

標準の会員機能と卸販売アプリを選ぶ入口
店で必要なこと 検討する方法
一般客は通常価格、登録した卸先は全社同じ会員価格 標準の会員機能が候補。会員登録の対象と受付方法を決める
個人会員にも特典を設け、卸先とは別の価格にしたい 標準の二つの価格だけでは足りるか再検討。追加機能を含めて比較する
卸先Aと卸先Bで掛け率や注文単位が違う 卸販売アプリが候補。取引先に見せる商品と条件を分ける
すべての卸先が同じ条件で、今の注文方法でも困っていない 現状を続ける選択もある。アプリを増やす理由から確認する

会員機能は「会員だけが見られる」「見るのは全員、買えるのは会員だけ」といった商品ごとの設定にも対応します。ただし、価格を分ける設定と、商品を見せる相手を分ける設定は別です。卸価格を非公開にしたいなら、価格欄だけを埋めて終えず、公開範囲も公式の会員機能の手順で確かめます。

この比較は標準の会員機能と卸販売アプリが対象です。会員ランクなど別の拡張機能を使う場合は、その仕様と費用を含めて確認してください。

同じ商品一つで、価格と注文単位を並べる

「何となく卸向き」では、申し込んだ後の作業が見えません。代表商品を一つ選び、売りたい相手ごとの条件を書きます。金額はすべて、税の扱いをそろえて比べます。

説明用の架空例です。ある商品の通常価格を1,000円とします。一般客は1,000円、個人会員は950円、卸先Aは700円で6個単位、卸先Bは650円で12個単位。この店は、会員全員に一つの会員価格を出す方法では、希望する条件を分けきれません。

逆に、一般客は1,000円、会員にする卸先は全社700円だけでよければ、標準機能から調べる余地があります。価格を複雑にしないことも、運営のしやすさにつながります。

卸販売アプリには、取引先用の「卸チャネル」を作り、掛け率とロットを設定する仕組みがあります。掛け率は価格を決める割合、ロットは注文する数量のまとまりです。公式アプリ紹介では、同じ条件の複数取引先にも、取引先ごとの個別チャネルにも対応すると案内しています。公式アプリストア「卸販売」で、取引先に使ってもらう発注画面と利用条件を確認できます。

卸販売アプリは、本体のフリープランでは使えません。スタンダードプランの14日無料お試しは初回追加時のみで、14日以内にアプリを削除しないと自動課金が始まります。月額固定費無料プランにはお試し期間がありません。追加前に、対応プランと継続・停止の条件も確認してください。

ここまでで価格を分けられても、買い物の流れが全部そろったわけではありません。卸先と共有する在庫を使うのか、卸向けに別の数量を確保するのかも決めます。共通の在庫でよい店と、卸の出荷分を取り分けたい店では、商品登録と日々の管理が変わるためです。

決済も確認します。卸販売アプリの公式案内にあるのは、銀行振込・ゆうちょ振替・代引き・イプシロンのクレジットカードです。「銀行振込があるから、今の月末締めの取引も同じように回る」と決めず、実際の請求と入金確認をどこで行うかまで書き添えます。

申込前に、店全体の費用と残る作業を確認

価格と注文単位が整理できたら、本体料金に卸アプリ・決済などの条件を足して比べます。カラーミーショップを初めて選ぶ方は、公式の最新条件と、自店で行う入金確認・発送まで照合してください。既に利用している方は、現在の契約と設定から確認できます。

契約前の一枚に「価格以外の条件」も残す

次の五行を、今の希望で埋めてみてください。分からないところは空欄にせず「未確認」で構いません。営業用の立派な資料にする必要はありません。店の仕事を決めるためのメモです。

そのまま書き写せる、小売・卸売の要件メモ
決めること 書く内容
相手と価格 一般客、個人会員、卸先A・Bそれぞれの価格。誰を会員にするか
注文する数量 1個からか、6個単位などのまとまりか。取引先による違い
在庫と商品 小売・卸で共通に使うか、分けて確保するか。誰に商品を見せるか
支払と発送 必要な決済、請求・入金確認の担当、送料、出荷を始める条件
ひと月の総費用 本体料金+アプリ固定費+件数に応じた料金+決済などの費用

費用は、ネットショップ本体と追加アプリを分けます。カラーミーショップの公式プラン表では、卸販売アプリの固定費は契約プランによって異なり、固定費が0円の欄にも件数に応じた料金の注記があります。公式のプラン・料金一覧と、アプリ側の利用条件を同時に見て、店全体の費用を出してください。アプリの固定費だけを理由に、上位プランのほうが安いとは判断できません。

「月額が分かったから決まり」と言いたくなるところですが、毎回の入金確認や発送の担当も費用とは別に残ります。新しく契約するなら、この一枚で必要な作業と合うかを確かめてからです。

すでにカラーミーショップを使っている方は、現在の契約と設定から調べられます。これから開店する方は、本体の契約プランと必要な追加機能を組み合わせて比較します。卸先ごとの価格が分けられることだけで、請求・発送まで自動になるとは考えないでください。

相談する場合は、次のように条件をまとめると、機能名を並べるより話が進みます。

一般客にも会員登録してもらい、卸先A・Bとは価格と注文単位を分けたいです。在庫は小売と卸で共通に使います。この運用に必要な本体プランと追加機能、毎月の費用、別に残る請求・入金確認の作業を教えてください。

条件が決まってから実際の注文の流れを確かめるときは、ネットショップ公開前のテスト注文の確認順も使えます。こちらは開店前の動作確認の記事です。今回の「どの仕組みを選ぶか」とは、役割を分けて読んでください。

今日の一手は、代表商品一つの「誰に、いくらで、何個から」を書くこと。そこで条件が二つに収まるかを見ます。機能を増やすのは、その一枚で足りない点が分かってから。会員価格で足りる店なら、その答えを持って開店準備を進められます。

確認日:2026年10月19日。根拠は本文中のカラーミーショップ公式FAQ、会員機能マニュアル、卸販売アプリ、プラン・料金一覧です。掲載している架空例はサービスの実操作結果や利用者の実績ではありません。料金・対応機能は申込前に公式の現行表示で確認してください。

【親父のスコアブック式 追伸】

「誰に、いくらで、何個から」。この一行が決まると、会員価格で足りるか、卸の機能まで必要かが見えてきます。機能の数より、自分の店の売り方に合うかどうかで選びたいですね。

価格が決まっても、入金確認や出荷の仕事は残ります。その担当まで一枚に書けたら、申込前の比較が具体的になります。少し話題を変えて読むなら、「親父の奮闘記」もどうぞ。

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